クリニックの施設について、今後ご案内の予定です。

当院は、厚生労働省の定める基準に基づいて診療を行っている保険医療機関です。
保険医療養担当規則等に基づき、施設基準等を満たすことにより下記の加算を算定しております。
医療の透明化や患者さんへの情報提供を推進していく観点から、領収証の発行の際に、個別の診療報酬の算定項目のわかる明細書を無料で発行しています。公費負担医療の受給者で医療費の自己負担の無い方についても同様です。明細書には、使用した医薬品や検査の名称が記載されます。その点をご理解いただき、ご家族が代理で会計を行う場合も含めて、明細書の発行を希望されない方は、窓口にてその旨お伝えください。
●一般名処方加算
後発医薬品(ジェネリック医薬品)の適切な利用の促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組み等に協力しています。後発医薬品のある薬剤について、「一般名処方」を行う場合があります。
※「一般名処方」とは
処方箋にお薬の「商品名」ではなく、「成分名」を記載することです。一般名処方では、特定のメーカーを
指定することなく、有効成分が同じ複数の医薬品(先発品・後発品にかかわらず)から、供給・在庫の状況
に応じて選択でき、患者さんに必要なお薬が提供しやすくなります。
〈選定療養費について〉
2024年10月1日より、後発医薬品(ジェネリック医薬品)がある先発医薬品(長期収載品)の処方を患者さんが希望される場合、特別の料金(選定療養費:後発医薬品の最高価格帯の差額の4分の1の金額)が発生することになりました。(薬局さんでの支払いになります)
〇医師が、先発医薬品(長期収載品)の処方等をする医療上の必要があると判断した場合は、選定療養費の対象とはなりません。
〇患者さんが、(薬の効き具合や副作用などからではなく)味や使用感など単に好みから先発品を希望した場合は、選定療養費の対象となります。
●医療DX推進体制整備加算
当院では2024年6月の診療報酬改定に伴い、医療DXの推進に関して以下の取り組みを行っています。
・オンライン資格確認(マイナンバーカードのICチップまたは紙保険証の記号・番号等により、オンライン
で保険資格の確認ができる仕組み)を行う体制を有しています。
・オンライン請求(診療報酬等の請求データをオンラインでやりとりする仕組み)を行っています。
・医師がオンライン資格確認を利用して取得した診療情報(薬剤情報、特定健診情報等)を、診察室等に
おいて閲覧または活用できる体制を有しています。
・電子処方箋を発行する体制および電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については、運用につき
検討中です(2025年9月30日までの経過措置)
・マイナ保険証の利用に関して、一定程度の実績を有しています。
・医療DX推進の体制に関する事項、および質の高い診療を実施するための十分な情報を取得し、活用して
診療を行うことについて、院内にも掲示しています。
●医療情報取得加算
オンライン資格確認を行う体制を有しており、マイナ保険証のご利用により、過去の一定期間の診療情報(薬剤情報、特定健診情報等)を当院にて参照することができます。オンライン資格確認の利用や問診票などを通じて患者さんの診療情報を取得・活用し、より質の高い医療の提供に努めています。
従来の紙の保険証は有効期限まで(最長2025年12月1日まで。それ以前の有効期限が記載されている保険証
はその日まで)、これまで通りお使いいただけます。
マイナ保険証の登録をされない方は、紙の保険証の廃止後も「資格確認書」により保険診療を受けることができます。
当院は、以下の施設基準に適合し、関東信越厚生局長に届出を行っております。
〇医療DX推進体制整備加算
〇ニコチン依存症管理料
〇こころの連携指導料(Ⅱ)
〇療養生活継続支援加算
〇外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)